【某財閥当主砂漠の王子様の場合…】
先日、ヒイロから
「家具を探したいから、良い家具家を知らないか?」
って連絡があったんですよ。
ヒイロが僕の仕事中に、プライベートな事で連絡して来るなんて珍しいから、
心配半分興味半分で、業務の手を止めて相談に乗る事にしたんです。
僕はヒイロに、どんな家具を探しているの?って聞いたら
「今使っているベッドは壊れそうだから、新しいのを探している」
からだと言うんですよ。
昔の彼なら、『睡眠を取る』という行為を重要視していなかったのだから、
ベッドに関心を寄せるのは、いい傾向だと思いません?
僕も、その時は、そう思いました。

寝るのが大好きなデュオも、ヒイロにいい影響与えてるなぁと、嬉しくなってしまいました。

詳しく、アドバイスしてあげたくて、
「じゃあ、ヒイロはどんなベッドが欲しいと思ってるの?」
って、聞いたんです。
そしたら、少し考えてから
「デュオの身長に合わせて大き目」
って言うんです。
そうですよね。
同棲しているんだから一緒に寝るだろうし、
かなり身長が伸びたデュオの事考えるとその方が良いですもんね。

そこまでは良かったんです。

その後の条件に、さすがの僕も閉口しちゃいました。
ヒイロったら、
「マットのスプリングが丈夫な方が良い」
って言い出したんです。
初め、意味が分からなくって「固めが好み?」って聞き返したんですよ。

そしたらヒイロは直ぐに
「毎日動いても壊れなたりしないやつ」
とか言ってるんですよっ!
ヒイロは素直に要望を述べただけなのは分かりますが、
それって、
『デュオが毎日ベットの上で激しい』
って遠回しに言ってるように聞こえません?

後でトロワに話したら、
「自分が聞いても、同じ様に解釈する」
って言ってましたよ。ねっ、トロワ?

参ってしまいましたよ、僕は。
はぁ~(溜息)

ヒイロには、何て答えて上げたかですか?

「良い物知っているから、引越し祝いに、僕からプレゼントさせて。」
って言って置きましたよ。
ヒイロは最初、遠慮してましたが、最終的には喜んで受けてくれましたよ。
自分では、なかなか良いベッドが選べそうにないからって。

えぇ、もちろんプレゼントして上げますよ。
今、ウィナー家の研究所でガンダニウム合金製スプリングベッドを開発中なんです♪

それなら、いくらデュオとヒイロだって、自爆位しない限りは簡単には壊せないでしょう(笑)

使った時の、二人の顔が楽しみですねぇ。(悪魔笑)

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■トロワ氏の反応
「流石カトルだな…いい加減慣れたが…
 デュオとヒイロも不敏だな。

 特にデュオは
 『新しいベッド~♪』
 とか叫びながら、マットに飛び乗り痛い思いをするだろう…」

とか、冷静に想像力を働かしたとか、しないとか…

■五飛氏の反応
「流石の俺も、今のカトルの微笑みには、背筋に寒い物が走ったぞっ!
 こいつだけは敵に回してはいけない。
 俺の正義が許さない!」

と、思ったとか、思わないとか…

「で、五飛はどうなんです?なにかあるのでしょう?」
悪魔の微笑みをたたえた、カトルが今度は五飛に話を振る。